哺乳網
ウサギ目
ウサギ科
カイウサギ
分布・生息地 | 家畜 |
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習性等 | 2000年ほど前、スペイン地方に生息していたヨーロッパアナウサギを家畜化したもの。カイウサギは現在150位の品種があり、毛皮用、肉用、愛玩用、実験用として飼育されている。 |
エサの種類 | 草食動物であり、当園では主食としてペレットと乾牧草を、副食としてニンジンや小松菜などの野菜を与えている。 |
当園記事 | フレミッシュ・ジャイアントの「ジュディ」、ロップイヤーの「ルー」、ネザーランド・ドワーフの「ステラ」3品種を飼育している。 (2024年6月現在) |
齧歯目
ビーバー科
アメリカビーバー
分布・生息地 | 北アメリカの川や湖。ヤナギ、ポプラ、カバ、パンの木の繁った場所に棲む。 |
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習性等 | 酸素を体内に貯留して、15分以上も潜水ができる。夜行性で午後遅く出てきて餌を食べダムをつくる。(自分の身を守るためにダムをつくる)。直径5cm以上の樹木でも、上あごの歯をテコのように用いて、下あごの歯でかじり倒すことがある。 |
エサの種類 | 野生下では、樹枝、小枝、樹葉、落樹の根、水生植物、スイレンの芽。飼育下では、リンゴ、甘藷、青菜、食パンなど。 |
当園記事 | 雄2頭と雌1頭を飼育中。 (2024年6月現在) |
ヤマアラシ科
アフリカタテガミヤマアラシ
分布・生息地 | アフリカ大陸のサバンナや森林(主に赤道より北で砂漠地帯を除く)。 |
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習性等 | 主に夜行性で、つがいや家族単位の少数の群れで生活している。特徴である針は毛が硬くなったもので、危険を察知すると針を広げて立ち向かっていく。尾の毛は空洞になっていて、振ることで音を出し、相手を威嚇する。 |
エサの種類 | 野生下では草や木の根、樹皮、果実などの植物質が主だが、昆虫も食べる。 |
当園記事 | 雌「リカ」を飼育中。 (2024年6月現在) |
アメリカヤマアラシ科
カナダヤマアラシ
分布・生息地 | 北アメリカ(北部・中部) |
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習性等 | 北米に生息する大型の齧歯類。主に夜行性で、単独で過ごすことが多い。全身に短い針毛が約3万本生えていて、その先には釣り針のような返しがついている。 |
エサの種類 | 野生下では、針葉樹の葉、種子や花を食べる。飼育下では、樹皮、リンゴ、甘藷などを食べる。 |
当園記事 | 雄「ライデン」を飼育中。(2024年6月現在) |
テンジクネズミ科
カピバラ
分布・生息地 | 南アメリカ・パナマ~アルゼンチン北東部の川や湖、沼などの水辺の草原。 |
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習性等 | 10~20頭の群れをつくり、朝と夕方に活発に活動する。指と指の間には水かきがついており、泳ぎが得意。雄は鼻の上に「モリージョ」という黒色の毛の薄い部分がある。齧歯目では世界最大。 |
エサの種類 | 野生下では、草や水草など。飼育下では、青菜、リンゴ、ペレット、乾草など。 |
当園記事 | 「シラタキ」と「チクワ」を飼育中。 (2024年6月現在) |
モルモット
習性等 | 齧歯目の中でもカピバラやヤマアラシと同じ仲間。紀元前3000年頃に南アンデス地方で食用として家畜化された。鳴き声のバリエーションが多く、これを使い分け仲間とコミュニケーションをとる。 |
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エサの種類 | 草食動物であり、当園では主食としてペレットと乾牧草を、副食としてニンジンや小松菜などの野菜を与えている。 |
当園記事 | よく見ると1頭1頭模様が異なる。 ふれあいイベントも実施中。 (2024年6月現在) |
チンチラ科
チンチラ
習性等 | 野生のチンチラは天敵を避け、湿度0度近い氷点下になるほどの寒冷乾燥地帯に生息していたため、体が暑い皮毛で覆われている。チンチラの平均寿命は平均10~15年と齧歯目や小動物の中でも特に長い。 |
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エサの種類 | 草食動物であり、当園では主食としてペレットと乾牧草を、副食としてニンジンや小松菜などの野菜を与えている。 |
当園記事 | 雄「ルーク」を飼育中。 (2024年6月現在) |
ハリネズミ目
ハリネズミ科
ヨツユビハリネズミ
分布・生息地 | 南アフリカのセネガルからスーダン、ザンビアにかけて分布。 |
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習性等 | 夜行性で群れを作らず、単独生活をする。乾燥地や低木の茂みなどに暮らし、食料が豊富な雨季の時期に繁殖する。 |
エサの種類 | 野生下では、主に昆虫、ミミズ、カタツムリなどの無脊椎動物を食べる。飼育下では、ハリネズミ専用フード、キャットフード、乾燥コオロギを与えている。 |
当園記事 | 雄「モグ」、雌「グラ」の計2頭を飼育。 (2024年6月現在) |
食肉目
クマ科
ホッキョクグマ
分布・生息地 | 北極圏沿岸、ユーラシア大陸の流氷水域、アメリカ北部 |
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習性等 | 地上最大の肉食動物で、泳ぎが得意。きびしい寒さでも耐えられるように特殊な毛におおわれている。 |
エサの種類 | 野生下では、アザラシなどの鰭脚類や魚類のほか、海鳥、果実など。飼育下では、アジ、馬肉、サツマイモ、リンゴなど。 |
当園記事 | 雌2頭を飼育中。 (2024年6月現在) |
ツキノワグマ
分布・生息地 | アジア、日本(本州、四国)の森林 |
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習性等 | 体は黒色で、多くは、胸に白い「月の輪」模様がある。単独で生活し、昼も夜も活動する。高い木に登り、木の実を食べる。11月頃から翌年4月頃まで、樹洞、岩穴、土穴で冬眠する。 |
エサの種類 | 野生下では、植物の芽、木の実、昆虫類など。飼育下では、リンゴ、ニンジン、甘藷、青菜、クマ用ペレットなど。 |
当園記事 | 雄「航(わたる)」、雌「華(はな)」を飼育中。 (2024年6月現在) |
ヒグマ
分布・生息地 | 北アメリカ北部、ヨーロッパ、中近東、アジア、日本(北海道)など。 |
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習性等 | 国内で最大の陸上生物で、体色は黒~赤褐色、夜間も日中も行動する。12月から3月頃は穴の中で冬眠するが、飼育下では冬も餌を与えるため、冬眠はしない。 |
エサの種類 | 雑食性で植物を主食とする。野生下では、木の葉、草木、果実、昆虫、小動物など。飼育下では、リンゴ、ニンジン、サツマイモ、ペレット、煮干し、鶏頭、アジなど。 |
当園記事 | 雌「お浜」、「お松」を飼育中。 (2024年6月現在) |
レッサーパンダ科
レッサーパンダ
分布・生息地 | レッサーパンダは中国の雲南省、四川省からアッサム、ネパール、ミャンマー北部の標高1800~4000mの森林や竹林に普通は単独で生活。2亜種あり、ネパールからアッサム、ヒマラヤに生息する「ネパールレッサーパンダ」とミャンマー北部から中国に分布する「シセンレッサーパンダ」に分けられる。当園のものを含め日本ではシセンレッサーパンダが多い。 |
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習性等 | 昼間は休息していることが多く、主に日暮れ、夜間、明け方に活動する。前肢・後肢ともに指は5本で、足の裏には毛がはえ、前肢には他の指と対向する「第6の指」と呼ばれる特殊な突起があるが、これは手首の骨の1つ種子骨が変化したもの。この突起と他の指で物をつかむことが出来る。 |
エサの種類 | 食肉目だが、野生下では、主食は竹や笹など植物の傾向が強い。その他、小動物や鳥、卵、果物なども食べる。飼育下では、リンゴ、レッサーパンダ用ペレット、笹など。 |
当園記事 | 雄「チイタ」と雌「キララ」のペアとその仔雌「アラタ」を飼育中。 (2024年6月現在) |
イタチ科
コツメカワウソ
分布・生息地 | インドから中国南部、東南アジアなどの水辺に生息。 |
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習性等 | 手足の爪が小さいことから、「コツメ」カワウソと呼ばれている。後肢には水かきがついていて(前肢にもあるが小さい)、水中を自在に泳ぐことができる。前足で器用に獲物を捕まえる。夫婦で協力して子育てをする。 |
エサの種類 | 野生下では、魚・カニ・カエルなど。飼育下では、アジ・ワカサギ・馬肉・キャットフード。 |
当園記事 | 雌「エリー」と雄「プル」を飼育中。 (2024年6月現在) |
マングース科
ミーアキャット
分布・生息地 | 南アフリカ共和国のオレンジ川南部の半砂漠地帯 |
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習性等 | 非常に家族性に富み、集団の絆が固く、子どもをみんなで可愛がる。日光浴が好きで後ろ足で立つ動作をよく行い、地下の穴に棲む。別名スリカータ。 |
エサの種類 | 野生下では、昆虫、とかげ、植物の根など。飼育下では、馬肉、鶏頭、リンゴ、バナナ、ドックフード、マウスなど。 |
当園記事 | 雄と雌を飼育中。 (2024年6月現在) |
ネコ科
アムールトラ
分布・生息地 | ロシアから中国にかけて流れるアムール川流域に生息。 |
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習性等 | ネコ科のなかで一番大きい、夜行性の獰猛なハンター。広いナワバリをもち、単独でくらす。 |
エサの種類 | 野生下では、シカ、レイヨウ、イノシシなど。洪水のときは魚やカメも捕食。 |
当園記事 |
当園で飼育しているのは、大きさが最大のアムールトラ。 雌「ローラ」と雄「ソーン」のペアとその仔雌「サーシャ」を飼育中。 (2024年6月現在) |
ヒョウ(クロヒョウ)
分布・生息地 | アフリカ、中央アジア、シベリア、インド、セイロン、マレー、中国、朝鮮など。適応力の大きな種で、半砂漠から降雨林までさまざまな環境に生息している。クロヒョウはヒョウの黒変種で、インド、マレー半島、エチオピアの森林で多く見られる。 |
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習性等 | 主として夜行性で、普通は単独で獲物をとるが、時に数頭が協力してとることがある。獲物をとるには、待ち伏せたり、木の枝から飛び降りて相手を倒したりする。獲物を倒すと、それを木の上に引き上げておく習性がある。クロヒョウは普通のヒョウからも生まれることがあり、またその逆もある。 |
エサの種類 | 野生下では、レイヨウ、インパラなどの中小型の動物など。飼育下では、馬肉、鶏頭など。 |
当園記事 | 雄「シム」と雌「シュバルツ」のペアとその仔雌「セナ」「ソラ」雄「ソル」を飼育中。 (2024年6月現在) |
ユキヒョウ
分布・生息地 | 天山山脈、パミール高原からアフガニスタン、カシミール、ネパールにかけて分布。標高1800~5000mの高山地帯に生息する。 |
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習性等 | 夏は3000m以上の高地で岩の多いところに棲み、冬は獲物を追って1800m位まで降りる。主に夜活動し、昼間は岩陰などに潜んでいる。寒さに耐えるため毛は厚くて長い。 |
エサの種類 | 野生下では、ジャコウジカ、野生のヒツジ、ネズミ類、鳥など。飼育下では、馬肉、鶏頭など。 |
当園記事 | 雌「リーベ」を飼育中。 (2024年6月現在) |
ライオン
分布・生息地 | サハラ砂漠より南のアフリカやインドに生息。 |
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習性等 | 暑い日中は休み、涼しくなる夕方から夜に狩りをおこなう。ネコ科ではめずらしく群れをつくり、雌は協力し合って子育てや狩りをおこない、雄は群れを守るのが役割。 |
エサの種類 | 野生下では、哺乳類(大型~小型)から鳥、魚まで捕食対象は幅広い。飼育下では、馬肉、鶏頭など。 |
当園記事 | 雄「トム」と雌「サナ」を飼育中。 (2024年6月現在) |
イヌ科
リカオン
分布・生息地 | サハラ砂漠以南のアフリカの草原やサバンナ |
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習性等 | 複数のオス、複数のメスとその子どもたちで構成される「パック」と呼ばれる10 頭前後の群れで暮らしている。狩りは群れの仲間と協力して行い、時速50km ほどのスピードで獲物を追い、仕留める。狩りの成功率は他の肉食動物に比べて高く、別名「アフリカの狩猟犬」とも呼ばれる。オスとメスとの性差はなく、パックのリーダーをメスが務めることもあり、狩りや子育てを雌雄共同で行う。 |
エサの種類 | 野生下では哺乳類、鳥、は虫類など。飼育下では馬肉、鶏頭など。 |
当園記事 | 雄「ロシェ」「ドラジェ」を飼育中。 (2024年6月現在) |
アシカ科
カリフォルニアアシカ
分布・生息地 | 北太平洋の沿岸 |
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習性等 | 一夫多妻で、ハーレムを形成する。自然下での性質は大変注意深く岩の上で休む時も必ず見張りがいて危険なときには鳴いて知らせる。利口なため動物園やサーカスで各種の芸を演じて、一度覚えた芸はいつまでも忘ない。海中では時速40km前後で泳ぐ。また淡水で飼うと眼疾患にかかり眼が白濁するといわれる。 |
エサの種類 | 野生下では、イカ、各種魚類。飼育下では、アジ。 |
当園記事 | 雄「ルーシー」を飼育中。 (2024年6月現在) |