浜松市動物園 沿革
創立期 1950年(昭和25年)~1960年(昭和35年)
- 1950年11月(昭和25年)
同年9月~10月に開催された「浜松こども博覧会」の動物コーナーをもとに、同跡地である浜松城公園内に静岡県内初となる浜松市動物園開園。(展示動物約30種)
浜松こども博覧会
博覧会内に設けられた動物園 - 1951年4月(昭和26年)
日本動物園協会(現社団法人日本動物園水族館協会 以下略:日動水)会員となる。 - 1952年6月(昭和27年)
旧 株式会社松菱より創業15周年を記念して、桜1千本を植樹寄贈される。
- 1953年7月(昭和28年)
浜松城跡と動物園猿ヶ島を結ぶ空中ケーブルカーが民営にて開通する。
- 1954年11月(昭和29年)
昆虫館完成。 - 1955年9月(昭和30年)
第1回全国児童動物画コンクール浜松地区予選写生大会が開催される。
昭和30年ごろ、乱杭渡りをするインドゾウ初代浜子。
浜子はこの他ラッパ吹き、鈴ふり、碁盤乗りなど13種類の芸をおぼえた。 - 1956年4月(昭和31年)
日動水写生コンクール参加 第1回春の動物園写生大会が開催される。 - 1956年6月(昭和31年)
動物園に隣接する浜松城跡を購入。空中ケーブルカーや展望電車も市の直営となる。 - 1956年11月(昭和31年)
インドゾウの仔(二代目浜子)入園。 - 1957年1月(昭和32年)
インドゾウの初代浜子が出園。 - 1958年4月(昭和33年)
隣接する浜松城跡に浜松城が再建される。
子どもと遊ぶチンパンジーのリリー
昭和34年ごろ
芸をするチンパンジーのリリー - 1960年2月(昭和35年)
ペンギン舎完成。
10年目 1961年(昭和36年)~1970年(昭和45年)
- 1961年6月(昭和36年)
水鳥の池完成。 - 1961年8月(昭和36年)
レッサーパンダ舎が建設寄贈される。(萩町の高木鉄工より) - 1961年12月(昭和36年)
直径8mの噴水池が完成寄贈。(鈴木自動車工業株式会社より)
- 1962年4月(昭和37年)
新ゾウ舎及び小獣舎が完成。
園内主要観覧路の舗装が完成。
- 1962年10月(昭和37年)
ラクダ舎完成。
昭和37年ごろのおサルの電車 - 1963年8月(昭和38年)
アニマルガイド(動物説明機)5台が寄贈される(日本楽器製造株式会社より)
- 1964年3月(昭和39年)
動物園正門新築完成。入口階段も新装。
- 1964年6月(昭和39年)
園内で市内初の横穴墳跡発見される。 - 1965年3月(昭和40年)
サル舎完成。
- 1965年11月(昭和40年)
開園15周年と文化の日を祝し、市民多数の寄贈により園内に「やわらぎ」の像建立される。
昭和40年ごろ
トレードマークの浜松城とキリンの長子 - 1966年2月(昭和41年)
新事務所が完成。 - 1966年3月(昭和41年)
オウム舎とバイソン舎が完成。 - 1966年10月(昭和41年)
ゾウ舎南に「はちゅう館」が完成。
昭和42年ごろ、飛行塔と観覧車
昭和44年ごろの遊具広場。
現在は美術館がある
昭和44年ごろ、精一杯鼻をのばし
子どもから食べ物をもらう
インドゾウの二代目浜子 - 1970年8月(昭和45年)
浜松市動物園協会が発足。
20年目 1971年(昭和46年)~1980年(昭和55年)
- 1971年6月(昭和46年)
第1回動物園写真コンクールの作品募集を行う。 - 1971年7月(昭和46年)
園内一角に「浜松市美術館」開館。 - 1971年8月(昭和46年)
インドゾウの仔(松男/雄)入園。
- 1971年12月(昭和46年)
当園きっての人気ゾウ(二代目浜子)死亡。 - 1971年12月(昭和46年)
インドゾウの仔(三代目浜子/雌)が寄贈される。(高町の天方為平氏より)
昭和46年4月、ライオン舎前で第51代横綱玉の海と職員。
この年の10月、横綱は27才の若さで急逝した - 1972年4月(昭和47年)
三代目浜子の贈呈式が行われる。
- 1972年11月(昭和47年)
動物園協会子供会の発会式が行われる。
昭和48年8月、動物園協会のサマースクールで
インドゾウの松男に乗って大喜びの子どもたち - 1975年11月(昭和50年)
動物園協会会報「やわらぎ」が創刊される。
- 1976年5月(昭和51年)
開園以来の有料入園者1,000万人を達成。
1,000万人目の出る日を当てるクイズ - 1977年2月(昭和52年)
猿ヶ島の改築工事が完成。 - 1977年3月(昭和52年)
浜松市が新動物園構想を発表、移転先がフラワーパーク隣接地に決定。 - 1979年9月(昭和54年)
新動物園の建設工事に着手。
昭和54年5月、やわらぎの像の前で黒柳徹子さんと寺田園長。
黒柳さんはわざわざ東京からフタコグラクダの赤ちゃんを見に来た - 1980年1月(昭和55年)
インドゾウ(松男)急死。
30年目 1981年(昭和56年)~1990年(平成2年)
- 1982年9月(昭和57年)
新動物園のシンボルマークが決定。(浜松市三和町 今川渉さんの作品)
- 1982年10月(昭和57年)
さよなら動物園記念行事が行われ、最後の3日間の無料開放では約7万3千人が訪れた。
記念行事の開催を知らせる
広報はままつ
休園を迎えた職員一同 - 1983年1月(昭和58年)
千葉県 谷津遊園よりインドゾウの雌(美代)入園。 - 1983年3月(昭和58年)
日本宝くじ協会の寄贈による昆虫館が新園内に完成。 - 1983年3月(昭和58年)
新動物園建設工事が竣工。 - 1983年3月(昭和58年)
昨年の12月から今年3月にかけ新動物園開園に備え、ホッキョクグマ、エゾヒグマ、チーター、クロヒョウ、ミーアキャット等新たに32種139点の動物を購入する。 - 1983年4月(昭和58年)
フラワーパークを含む舘山寺総合公園内に園地面積123,000㎡、展示動物130種535点をもって新動物園を開園する。
開園を記念してくす玉を割る
地元の園児、児童代表
開園記念による3日間の無料開放
入園者約15万人 - 1985年7月(昭和60年)
中央公園整備のため、「やわらぎの像」を旧動物園より移設。 - 1985年9月(昭和60年)
新園最初の「第1回浜松市動物園写真コンクール」の作品を募集。 - 1986年7月(昭和61年)
新園の有料入園者200万人達成。 - 1988年8月(昭和63年)
有料入園者300万人達成。
300万人目の有料入園者に記念品を贈呈
(写真提供 中日新聞社) - 1989年4月(平成元年)
「ふれあいひろば」開設される。
40年目 1991年(平成3年)~2000年(平成12年)
- 1991年3月(平成3年)
ゾウ舎前休憩所改修工事が完成。
- 1993年4月(平成5年)
新園開園10周年記念式を開催。
有料入園者500万人達成。小型サル舎落成式。 - 1994年12月(平成6年)
ブラジル・リオデジャネイロ霊長類センターより世界的希少ザル「ゴールデンライオンタマリン」1つがいを借り受ける。
- 1995年7月(平成7年)
日本では26年ぶり、ゴールデンライオンタマリンが雄雌1頭を出産。
- 1996年7月(平成8年)
第1回動物園夏まつり開催。
- 1997年4月(平成9年)
駐車場部分23,000㎡を拡張、園地面積が146,000㎡となる。
駐車場が有料となる。 - 1997年10月(平成9年)
秋篠宮ご夫妻が「第10回種保存会議」にご出席のため浜松にお越しになる。ご夫妻は、21日のレセプションに出席され、秋篠宮殿下は翌日会議に出席された。ご滞在中、ご夫妻は21日に動物園を見学された。
- 1999年12月(平成11年)
動物園イベントボランティア「ハママツZOOクラブ」の発会式を行う。
50年目 2001年(平成13年)~2010年(平成22年)
- 2004年3月(平成16年)
ユニバーサルデザインに基づいた整備工事を完了。 - 2004年3月(平成16年)
静岡県知事より「NPO法人浜松市動物園協会」設立認定。(第374号) - 2005年8月(平成17年)
「ナイトZOO」本格実施 - 2007年9月(平成19年)
サポーター制度事業開始。 - 2008年4月(平成20年)
NPO法人浜松動物園協会による浜松市動物園公式ホームページ開設。 - 2009年3月(平成21年)
新小獣舎完成。
60年目 2011年(平成23年)~
- 2013年3月(平成25年)
正面ゲートリニューアル