NPO法人 浜松市動物園協会 NPO法人 浜松市動物園協会
NPO法人 浜松市動物園協会
  • English
  • Português
  • 简体中文
  • 繁体中文

スタッフ日記

2026年 10月 9日
「【ニホンザル】初めましての毬栗(イガグリ)!」

先月ニホンザルたちに毬栗をあげた時の様子を報告します!

毬栗は差し入れでいただいたものです!
一部は中身を取り出して残りは毬つきのまま与えました。

私の知る限り、浜松ズーのニホンザルたちにとっては初めましての毬栗。
どんな反応になるのか私も楽しみでした。

与えてみるとさっそく近づくサルたち。
ですがなかなか触りません。

匂いを嗅いだり、中の実を覗いて確認したり。
時々手を出す個体もいましたが、やはり痛いのか、人と同じようにイテテテと手を引っ込めていました。

ほとんどのニホンザルたちがこのような反応で、最後まで毬栗を食べることはできませんでした。
中でもピト♂は少し毬栗を確認しただけですぐに諦めていました(笑)
ピト♂はαオスなので、この時も先にまいておいた毬なしの栗をすでにたくさん食べていたので、そこまで執着しなかったのかもしれません。
単に毬が痛くて諦めただけの可能性もありますが、、、笑

次々と毬栗を諦めていく中、2頭だけは他のサルたちと違う動きをしていました。

1頭目はペコココ♂。
群れでの順位は低い個体ですが、いたずら好きで飼育員の持ち物を触ろうとしたり、普段から少しお調子者な性格。
今回も他のサルたちとは一味違う動きを見せてくれました。

なんとペコココ♂は毬栗を咥えて運んでいました!
この日咥えているのを確認したのはペコココ♂だけです。

1度だけでなく何度も咥えて移動していました。
痛くないのか?と不思議でしたが、ガブッと咥えるのではなく端っこの方をちょこっと咥えてなるべく毬が口に当たらないようにしていました。

それでも絶対痛いはず、、
気にしない性格なのか、痛みよりも食欲が勝ったのか、

中の実を取り出す時も口を主に使っていました。

2頭目はピコ♀。
群れの中で一番高齢で、メスの中で一番順位が高く、何事にもあまり動じない性格の個体です。

ピコ♀は、毬栗を食べたことがあるの?と思うくらい、上手に食べていました。
毬栗が転がらないように足の間に置いて、内側の毬が無い部分を選んで掴んで丁寧に剥いて中身を取り出していました!

この手際の良さはまさに年の功だなと感心してしまいました。

食べ方から1頭1頭の性格が見えてくるのが観察していてとても面白かったです!

来年、毬栗を攻略できる個体が増えるのかどうかも楽しみです!

動物園公式Xに動画も投稿していますので、ぜひご覧ください!


浜松市動物園サポーター募集

NPO法人 浜松市動物園協会