スタッフ日記
2025年
12月
24日
「【キリン🦒】キリンの肢(あし)を守るケア#2」
「【キリン🦒】キリンの肢(あし)を守るケア#2」
皆さんこんにちは!
【浜松市動物園情報誌~vol.4 2025年冬号~】
P3 飼育員奮闘記『キリンの肢(あし)を守るケア』
の続きになります
▽詳しくはHP→浜松市動物園情報誌をご覧ください

前回の記事で、キリン(シウン♀)の関節にかかる負担を軽減するため、投薬や寝室の床にオガ粉や藁を多めに敷き、立ち上がる時や歩行時の衝撃をやわらげる取り組みをご紹介しました。
あれから数カ月経ち、時間の経過とともに新たな課題が見えてきました。
その1つとして床材として使用しているオガ粉です。
日々の糞尿により腐食が進み、さらに足裏や蹄の間に入り込んでしまう場面が多く見られるようになりました。
その都度、清掃や除去を行ってきましたが、衛生面や蹄管理の観点から、別の方法を検討する必要があると判断しました。
そこで今回、さらなる改善を目指し、
寝室の床材を砂と少量の砂利へ変更しました。
砂床にすることで、排泄物との分離がしやすくなり、足裏を清潔に保ちやすい環境を整えることができます。
また、混ぜている砂利については、歩行時に蹄へ適度な刺激を与え、自然な蹄の摩耗(セルフトリミング)につながるのではないかと考えています。
この床材変更による影響については、歩き方や立ち上がり動作、蹄の状態、関節への負担などを中心に、現在も経過観察を継続中です。(さっそく足裏、蹄の間の汚れ取れました!)
キリンの関節ケアは、治療だけでなく、日々の環境管理を通じて負担を減らすことが非常に重要と考えています。
これからもシウンの状態を丁寧に観察しながら、
その時々に合った最善の飼育環境を模索していきたいと考えています。















