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スタッフ日記

2024年 3月 14日
「【フンボルトペンギン】繁殖についての途中報告」

3ヶ月ほど前に繁殖シーズンに向けた準備を報告させてもらいましたが、今回はその続報です。

去年とは違った状況だったため心配していたところですが、とりあえず産卵は確認できています。

抱卵中の小屋が4つほどあるので、外で見ることができるペンギンの数が少ないですが、温かく見守ってあげてください。


まだ「ふ化」をする前ですが、卵が有精卵か無精卵かの確認(検卵)をしてみました。
方法は卵に光を透過してその見えた状態で判断をします。

無精卵の場合は光を遮る物がほぼないので透ける部分が多いのに対して、有精卵は日々成長していくので透ける部分は少なくほんのりと血管の赤みがあります。

この卵は検卵の結果、多分成長途中の有精卵ではないかと判断しました。


と言うことは、新しい命の誕生に一歩近づいていると言うことになります。

まだ「ふ化」後の育雛(いくすう)まで含めて道のりは長いですがとりあえずの報告になります。

今回使用したライトはサポーター費で購入させていただきましたので併せてご報告させていただきます。

次回予告!

一緒に購入しましたこのぬいぐるみが今後の鍵を握るキーアイテムになります。
その報告をお待ちください。

ちなみに、検卵は家にあるだろう生卵でもできますので興味のある人はやってみてください。
注意点は暗い場所で強めの光で卵に接地したところから光が漏れないようにすることです。


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