スタッフ日記
2024年
2月
10日
「【ツキノワグマ】の福祉向上に向けて13」
「【ツキノワグマ】の福祉向上に向けて13」
2月7日をもって、ワタルとハナは7歳になりました。
ワタルとハナを担当して1年が経ちました。
1年経ってもわからないことは多いのですが、これからも優しい目で見守ってもらえると嬉しいです。
今回は、フィーダーの難易度を上げてみました。
難易度なんてどこまでも上げられるのかもしれませんが、動物がついてこれるのか・・・
なんてちょっと上から目線でいるわけです。
ところがどっこい、身体的に無理でなければ、仕込んだエサはほとんど無くなります。
まずは一本のチェーンでぶら下げました。
今までと違って、回してもエサの出る穴は下を向きません。
このように持ち上げなければいけませんが、ちゃんと自分で学習しました。
次はエサを大きくしたり長くしたりして、穴から出にくくしました。
ほぼ穴と同じ大きさだったり、押し込んで入れたりすることもあります。
それでもほぼ無くなります。
食べ方を見ていると、まずは穴を下にして、爪を使ってほじくり出したりしていました。爪が入ればエサが出る隙間は無くなるはずなのですが、もしかしたら強靭な爪でエサを砕いて出しているのかもしれません。
そうだとしてもそこまで見れているわけではないので想像の話です。
掃除の時に覗いても残っていないのですごいなと思っています。
今ではツキノワグマの執念に担当の頭がついていけない事態になっています。
このフィーダーと担当の想像力が限界のため、新しいフィーダーを作ろうかな。
動物はナメたら駄目ですよ。