スタッフ日記
2021年
11月
5日
「カナダヤマアラシの繁殖について」
「カナダヤマアラシの繁殖について」
カナダヤマアラシの繁殖を目指したブリーディングローンが3園間で行われて、浜松のメープル(♀)が秋田市大森山動物園へ行きました。
残ったサシコ(♀)とペアを組むために、東山動植物園からムック(♂)が11月8日に来ます。
国内で飼育されているカナダヤマアラシは数が少ないので、繁殖には期待がかけられています。
ムックは高齢個体ではありますが、移動と環境の変化を乗り越えてサシコと相性良くペアになる事を願っています。
サシコはメープルが居なくなったことがわかるので何かを感じていたようです。
あまり接触を持たずに適度な距離感で生活していましたが、まったく気にしない訳ではないんですね。きっとムックに対しても関心は持ってくれるはずです。
サシコはメープルに対して物怖じしないぐいぐいタイプだったのですが、オスのムックに対しても変わらず接するのでしょうか?そんなサシコに対してムックはどう反応するのか?
不安はありますが楽しみでもあります。
浜松市動物園ではあまり目立たないカナダヤマアラシですが、来園した際にちょっとでも気に掛けてもらえると嬉しいです。
この先吉報が出せるといいですね。
メープル搬出日(11/1)のサシコ