スタッフ日記
「【特別企画展】「身のまわりにいるどうぶつ展」ポニーのお手入れ!」
皆さんこんにちは。
浜松市動物園では毎年、飼育員主催の特別企画展を開催しています。
今年度の企画展タイトルは「身のまわりにいるどうぶつ展」です!
私たちの「身のまわりにいるどうぶつ」として
『家畜』にフォーカスを当てた企画展になっています。
企画展開催期間内に特別イベントとして準備をしていた
「ポニーとミニチュアホースのお手入れ体験」ですが、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止になりました。
このお手入れ体験は、
家畜(ポニー・ミニチュアホース)に触れて、
家畜を身近に感じてもらいたい!という思いから、
準備していたイベントだったので、
その機会が無くなってしまい残念です(;;)
なので、今回のブログでは、
皆様に体験してほしかったお手入れの様子をお見せしますね!
浜松市動物園で行っているお手入れはいくつかありますが、
今回は「ブラッシング」についてお話します。
ブラッシングとは、専用のブラシを使って、
体についている汚れを落とし、毛並みを整えるお手入れのことです。
まず、ブラシを見てみましょう。
ブラシにはいくつか種類がありますよ!
ブラシにはそれぞれの用途があります。
毛の奥に隠れた汚れを描きだすゴムブラシ、
こびりついた汚れを落とすプラスチックブラシ、
毛並みを整えて艶を出すための毛ブラシ、
毛ブラシのメンテナンスや頑固な汚れがあるときに使う金ブラシ等があります。
これらのブラシを使い分けてブラッシングを行います。
まずはプラスチックブラシで大まかな汚れを落とします。
次にゴムブラシで毛の根元をマッサージしながら汚れを取って、
毛ブラシを使って毛並みを整えます。
↑ブラッシングされているルビー(♀)
↑夏は暑いのでシャワーとシャンプーで体を洗うこともあります。
ちなみに、お手入れの1つである「削蹄」について、
以前ブログに載せているので、あわせて読んでみてください!
このようなお手入れをすることは
汚れを取ったりマッサージをしたりして動物の健康を保つためだけでなく、
人とコミュニケーションを取る・全身を観察するという意味でも大切です!
このお手入れの様子は
ポニーとミニチュアホースの収容時に
獣舎前で毎日見ることができますので、
浜松市動物園にいらした際にはぜひ見てみてください!
お手入れを見学したり、じっくり観察することで
家畜を身近に感じてもらえると嬉しいです!(^^)
特別企画展「身のまわりにいるどうぶつ展」も
開催中ですので、こちらもぜひ!