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スタッフ日記

2021年 3月 16日
「【ユキヒョウ】リーベののんびり日和」

浜松市動物園で暮らしているユキヒョウのリーベは今年で18歳になります。
現在日本の動物園にいるユキヒョウのなかでは最高齢のユキヒョウです。

そうとは思えないくらい元気なユキヒョウですが、それでも以前と比べると、日中はのんびり寝ている時間が多くなりました。
運動場の高台の上がごろ寝スポットです。

たまに柵の間から尻尾や手がはみ出てます。


高台の上にいるときはちょうど死角になって見えにくいことが多いですが、リーベの年齢のことも考慮して、人目を気にせずのんびりできる場所もつくっておきたいので、「見えんぞ…」って場合もありますがご理解ください。

ちなみに、一応高台の上にいても見ることはできます。
ただ、見ようとしてオリに近づくと角度的に見えなくなるので、ポイントは少し遠めに。
近付くのではなく、何歩か後ろに下がってみると多分見えると思いますヨ。
あえて離れる、急がば回れ…そんな人生にも通じるような格言的なものを体感できる展示方法です。(嘘)


どうしても起きてるところが見たいよ!って方は、リーベの生活リズムに合わせてお越しいただくといいかと思います。

参考までにリーベの普段の生活リズムをお知らせすると、
朝外に出たら運動場の中を散策して、一通り確認したら高台の上に登って毛づくろい、その後昼寝(朝寝?)、
お昼頃に一度水飲んだりトイレしたりしに起きて、その後また昼寝、
14時~15時くらいから起きて活動する、といったようなパターンで過ごしていることが多いです。
なので、動いているところが見たい方は、夕方前後が狙い目かもしれませんね。
もちろんリーベの気分次第で変わるので、保証はできませんがm(_ _)m


さて、そんなパターンで過ごしていることが多いリーベですが、なぜか最近は普段より活動的です。
春になって暖かくなってきたからなのか、休園中で静かだからなのか、理由はリーベのみぞ知るですが、お昼頃から起きて色々していることが多いです。
なので、暇つぶしに丸太を入れたり、青草を入れたり、ささやかですが色々しています。

丸太(ニオイ付き)に擦りつくリーベ
(ニオイのエンリッチメントについてはこちら


リーベがよく動いているので、隣のクロヒョウの仔達が気になってよくガン見してたりウロウロしながら見てたりもします。
リーベも前はほとんどクロヒョウ達には興味なしって感じでしたが、最近は尻尾をぴょこぴょこさせて反応を返してるときもあるようです。
せわしないクロヒョウキッズ達と違って、なんか貫禄ある対応ですが((+_+))


浜松市動物園は3月20から開園、いのちのふれあいゾーンがオープンします。
リーベ達は気にせずのんびり過ごしていますが、ぜひ会いにきてくださいね!


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