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スタッフ日記

2021年 3月 3日
「【クロヒョウ】セナ3歳♪」

クロヒョウのセナ(2018年生)が昨日3月2日で3歳になりました。

もうすっかり大人のクロヒョウですね。


誕生日だから…というわけでもないんですが、現在閉園期間を利用してクロヒョウの運動場の改修をしています。
人口密度(ヒョウ口密度)も増え、仔ども達も皆大きくなって手狭なので、今よりも立体的に動けて多少は空間を広く利用できるようにと考えています。

閉園期間中に作りきれないかもですが、新いのちのふれあいゾーンオープンと合わせてちょっとだけご期待ください。

わーい切るのがたくさんだー(白目)



さて、浜松市動物園では現在5頭のクロヒョウを飼育しています。
父親のシムと母親のシュヴァルツ、その仔どものセナ(2018年生♀)、ソラ(2019年生♀)、ソル(2019年生♂)の5頭です。

交代で運動場に出ていることもありますが、最近はオス2頭(シム、ソル)とメス3頭(シュヴァルツ、セナ、ソラ)で分かれて運動場に出ていることが多いです。
(運動場は2つありますが、どちらにどのヒョウ達が出ているかは日によって違います。)

それぞれの特徴としては…



セナ
5頭のクロヒョウの中では一番スラッとした体型。
シム似。
シュヴァルツに甘えていることが多い。

シム
目つきが悪い。
おでこに小さなハゲがある。(最近はあんまり目立たない)
よく寝てる。

シュヴァルツ
5頭の中では一番美ヒョウ。(担当者の感想)
経産ヒョウなのでお腹の皮膚が少し伸びてる。
尻尾の先が細い。

ソラ
一番小柄。
ビビリでひかえめな性格。
まだ仔ども体型なので少しずんぐりむっくりして体毛ももふもふした感じ。

ソル
体格はシムと同じ~若干大きめ、まだ仔ども体型なので(以下略)。
よく高いところに登って隣のメス達やユキヒョウを覗いている。
一番わちゃわちゃしてる。(飼育員が前を通ると荒ぶる)



こんな感じです。
クロヒョウは模様が分かりにくいので、個体識別(見分けること)の難易度は黄色いヒョウよりも高めですね。

一応毎日見てれば顔だけでも分かるようになりますが、正直担当者も普段は顔だけでなく性格や行動や体型もひっくるめて見て判別してるので、顔写真だけだとしばらく「ん…?」ってなります。

どーしても見分けたい方はこの記事を参考に、各個体の違いが分かるようになるまで頻繁に通って、頑張って覚えてみてくださいね。



↓荒ぶるソル(ちゃんと顔写真が撮れるまで10分かかった)


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