スタッフ日記
「【キリン】いつもとちがうところにいます」
こんにちは!キリン担当です。
今週、キリン舎は窓の修繕を行っていました。
業者さんがせっせと作業してくれたおかげで3日かかる予定が2日で終了しました(^^)/
さて、その2日間シウンとルイを大放飼場に出しましたが、リョウはというと…
ここにいます。見えにくくてすみません(;^ω^)
修繕期間中は、普段使用しているサブパドックにて作業を行うため、3頭を大放飼場にて同居!も考えたのですが…
1時間ほど3頭で同居していると、リョウがしつこすぎて走ってシウンとルイを追い回して3頭で走り回る(観察しているこっちが怖い)ため、諦めました。
奥のサブパドックにリョウを誘導して、大放飼場にシウンとルイの2頭を展示しました。
さて、浜松市動物園に足しげく通う皆さまなら気づいたでしょうが、1ヶ月ほど前まではここに小屋がありました(緑色のところ)。
もう使わない・ボロい・見た目が悪い・釘が出ていて危ない・台風が来ると屋根が飛んでいくetc…など、
小屋を残しておくメリットがなかったのと、サブパドックとして使うにあたり小屋を残しておくのは危ない(キリンが小屋になにをするかわからない)ため、12月後半からスタッフと協力して徐々に解体していました。
ただ、小屋の基礎(コンクリートで作ってある土台の部分)は、残ったままになっているので、動物たちが入らないように鉄管パイプで柵を作って仕切ってあります。
ちなみに、サブパドックとして使えるようになったのは工事開始3日前の午前中でした(計画がギリギリ過ぎ)。
でも、普段から見ている場所だし、キリンたちを展示している時間帯に作業を進めていたので、入ってくるだろう!と思い、その日の午後にサブパドックをあけて、リョウを入れてみました。
おそるおそるでしたが、5分ほどでリョウはパドック内に入ってきて、いつもより慎重に匂いをかいでゆっくり歩いてパドック内を確認していました。
リョウは浜松で生まれ育ち、11年と少し経ちますが、ここに入ったのは初めての事でした。
いつも見ているけど、入ったことのない場所に入るリョウの姿は新鮮でした、もう見られない姿だと思います。
1時間ほど納得するまで匂いを嗅いだり、歩いたりして過ごしていました。
そして、工事前日も雨でしたが、サブパドックに入ってきてくれました(^^♪
慣れるのが早くて助かります。
さすがリョウ♪
ただ、はじめはこのサブパドックにシウンとルイを入れる予定でした。
そうなんです。
入ってきてくれなかったんです。
シウン(ルイの母親)が。
つづく