NPO法人 浜松市動物園協会 NPO法人 浜松市動物園協会
NPO法人 浜松市動物園協会
  • English
  • Português
  • 简体中文
  • 繁体中文

スタッフ日記

2018年 9月 10日
「フラミンゴの産卵から抱卵まで」

みなさん、こんにちは(^^)
今日は、今年のフラミンゴの繁殖について書きます。
実は、7月の下旬からフラミンゴが産卵していました。


例年、産卵はするのですが、卵を抱かず、繁殖には至っていませんでした。
しかし、、、今年度はなんと卵を抱いてあたためていました!
繁殖が成功すれば、記録に残っているものでは20年ぶりの繁殖になります。



結果は・・・
ふ化には至りませんでした。

ふ化直前に巣から卵が落ちてしまったり、卵がなくなったりしてしまいました。
残った卵もあったので、調べたところ無精卵でした。
親鳥は、無精卵だから抱くのをやめたのだと思います。

↓卵です(無精卵でした・・・)

繁殖している園館と当園を比べると改善できる点があるので、来年度に向けて準備したいと思います。

それにしても・・・
親鳥が無精卵だから抱くのをやめたとすると、見た目は同じなのに有精か無精か分かるのはすごいなと思いました。

ちなみに・・・
↓巣はこんな感じです。これが数か所ありました。


↓上から見た巣と私の足。私の足の大きさが27cmです。


浜松市動物園サポーター募集

NPO法人 浜松市動物園協会