スタッフ日記
2017年
6月
9日
「いろ鳥どり日誌 第4羽 ~ふ卵器 その2~」
「いろ鳥どり日誌 第4羽 ~ふ卵器 その2~」
さて、前回の続きをお話ししていきますね♪
ふ卵器に卵入れる前には、卵にヒビが入っていないかチェックし、すべての卵に番号を書きます。
そうすることで、どの種類の、どの卵が孵化するかが把握できます。
卵をふ卵器に入れて、約1週間たってから、卵が孵化する可能性があるかないかをチェックする「検卵」という作業をします。
暗くてなにをしてるかわかりませんよね。(笑)
通常は暗い中で卵に光を当ててチェックします。これだとわからないので、明るくして写真を撮ったのがこれです。↓(^^)/
光を当てると、孵化しそうな卵は血管がはしっているのが見えます。これを有精卵といいます。
反対に、光に当てても血管が見えず、中身が明るく見えるのは、無精卵といいます。
無精卵は取り除き、有精卵は、また孵卵器に戻します。
カルガモ、オシドリは孵化するまでの期間は28日です。
次にチェックするのは孵化する約5~3日前に同じように検卵します。
それまではずっと放置し、湿度や温度を毎日チェックするのみ♪
ふ卵器がある場所は、普段皆さんからは見えない場所にあるため、ご覧いただけませんが、裏ではこんなこともしているのです(^^)/
ちゃんと孵化できたのかどうかは、またご報告しますね☆