お知らせ
【6/7追記】ユキヒョウのリーベが死亡しました
【6/7追記】
5/28に死亡したリーベにつきまして、病理検査の結果がわかりましたのでお知らせいたします。
・扁平上皮癌(右頬、肺)
・小腸腺癌
※扁平上皮癌:表皮や粘膜組織から発生する悪性腫瘍
小腸腺癌:小腸で発生する悪性腫瘍
皆さまからたくさんのお花を頂きました。
どうもありがとうございます。

【5/28】
5/28(水)にユキヒョウのリーベ(メス 22歳)が死亡しました。
リーベは右上後臼歯周辺の歯周病に起因する炎症がみられており、5/11に麻酔下にて治療を実施しました。
治療後も採食等に問題はなく小康状態が続いていましたが、5/20頃から採食量の低下と軽度のふらつき、寝ている時間が増えるなどの状態がみられるようになりました。
そのため牛肉や牛脂身、羊肉、マウス、ヒヨコなど嗜好性や栄養価の高い飼料の給餌や夜間の放飼場の開放などの対応を行い、リーベのペースで負担なく体力を回復できるよう取り組んできました。
前日も少量ですが採食は確認できており、比較的長い時間放飼場で過ごしていましたが、本日8:30頃から起立不能になり、9:00頃に死亡を確認しました。
死因について、内臓等に死亡につながる明らかな異常は認められませんでしたが、右上後臼歯周辺の患部の組織に5/11の処置時点ではみられなかった病変が認められたため、現在病理検査を行っています。
検査結果が分かり次第改めてHPにてお知らせいたします。
リーベは2018年に浜松市動物園に来園以降、多くの来園者の皆様に親しまれてきました。
5/11には国内最高齢のユキヒョウとして22歳の誕生日を迎え、治療後の経過も良好だったため突然の訃報となってしまい大変残念ですが、謹んでお知らせいたします。
5/29(木)よりユキヒョウの放飼場前に献花台を設置いたします。
長い間ありがとうございました。
