スタッフ日記

2024年 10月 19日
「【ヒグマ】の福祉向上に向けて4」

本日でヒグマの「お浜」「お松」が浜松に来て1年になります。

当時はまだ生後9ヶ月だったのでとても小さかったのを憶えています。

2頭は常に寄り添っていたし初めは見分けもつきませんでしたが、食に強い反応を示していたのがお浜で怖がりがお松でした。

その時に思っていたのはもちろん場に慣れてもらうのが一番でしたが、「ヒグマは大きい！」というイメージ通りしっかりと成長してもらいたいということでした。

私自身人工哺育、親がいる場合を除いて、成長期の動物を飼育するのが初めてでした。
ヒグマの成長速度も何を食べれば上手く成長するかもわからなかったので、本を読んだりいろんな人に聞いたりもしました。
おかげで良い勉強になりました。

1年経ってそれなりの大きさになったのは飼育の努力があったからだ！とは思っていませんが、ヒグマっぽくなってくれて嬉しいです。
そこには皆さんの陰ながらの協力があったことも感謝いたします。

これからもこのブログを通じてお浜とお松の情報を発信していきますのでよろしくお願いします。

到着してすぐはエサに興味を持てないくらい緊張していました。

この夏には水遊びをしながら立つことも多かったのでだいぶ身体が伸びたのも良くわかりました。