スタッフ日記

この度、共存希望の党からツキノワグマ兄妹のワタルとハナが出馬します。

いつも仲の良い2頭は立候補者の中では唯一のセット出馬になります。


ずるい？

いえ、そんなことありません！どうせセットで出馬しても1位にはなれないんだから・・・

じゃなくて2頭は言わば一蓮托生、異体同心、マブダチな関係なのでどちらかだけが出るなんてあり得ないのです。

時にはじゃれ合いが過ぎて、後ろからワタルロックしたりハナロックの時もあったり。
赤ちゃん返りしたかのようにハナの乳吸っちゃったりすることもままあり。

仲の良い範疇を超えてる気がしないでもないですが、仲がいい2頭です。

そんな2頭の公約は「人とクマが共存できるよう考えてもらうようにします」です。

これは一方的な主張にならないように皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
動物園でも数少ない国産動物だからこそ発信できる、日本に住む人には考えて欲しいこと。
それこそが人とクマがこれからも共に歩んでいく上で大事になることです。

今も日本では人とクマの軋轢が各地で起こっています。
一体どんなことが起こっているのか？
どうしたらいいのだろう？

きっと問題は山のようにあるはずです。


ワタルとハナを通してクマ（ツキノワグマ）を知ってもらいたい一心で今回の出馬となりました。

もし1位になったのなら、2頭に特別なおもちゃを与え、その発信をもってさらなる啓蒙活動に邁進する所存です。


まぁ1位にならなくてもやるんですけどね。

皆さんには大大大大穴、ダークホースのワタルとハナに期待の一票をお願いします。

【前担当より小話】
以前、動物園近くで“クマが出た！”との通報がありました。
浜松ではめったに聞かない話であり、事務所から担当に『ワタルとハナ、、、ちゃんといるよね？』『もう一回確認してもらっていい？』と内線がありました、、笑。