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スタッフ日記

2019年 5月 8日
「RYOKUKA~クロヒョウと飼育員(feat.木)の仁義なき戦い~」

クロヒョウの運動場には緑がほとんどありません。
あえてそうしているというわけでもなく、クロヒョウ達に荒らされて不毛の地と化した結果ああなっています。

緑のある環境にしたくて過去何度何度何度もクロヒョウの運動場の緑化に取り組んでいるんですが、今までのところ全滅。
毎回やり方を変えて色々やってますが、全てクロヒョウに踏まれ、齧られ、折られ、毟られetc…でやられてます(半ギレ)。

1回植物が根付けば、そこから根っこが広がって地面が柔らかくなって他の植物が生えたり、タネがこぼれて広がったりで人が手を加えなくてもサイクルができてくれるようなんですが、そうなるまでのハードルが高いです。
(色々やった結果緑が根付いたのがお隣のユキヒョウの運動場です。)


というわけで、休園日を利用して、木と一緒に折れそうになる心を奮い立たせてまたクロヒョウの運動場の緑化に挑戦しました。

今まで何をやってもやられているので、今回はシンプルイズベストで物量作戦でいってみました。

前準備として運動場全体を耕して土をフカフカの状態にし、肥料をブレンド。
そして園内各地から掘り返してきた自生している木を7本植え、更に芝生のタネとこれまた園内各地でかき集めてきた雑草のタネをブレンドした、特製のタネ達をこれでもかというぐらい蒔きました。
名付けて「これだけ植えりゃ少しくらいは生き残るだろ」作戦です。

↑さっそく猛攻を仕掛けるクロヒョウ達(と疲労困憊になりながらクロヒョウ達の行動にヒヤヒヤして写真がブレる飼育員)

またこれだけの量の植物をかき集めるのしんどいので、この量でもダメそうだったら全部やられる前に更に追加で投入して徹底抗戦する構えです。
もはや後に引けない戦いとなりつつありますが、はてさてどうなるのか。

勝利の女神はクロヒョウと飼育員(木)のどちらに微笑むのか、結果はぜひご来園いただき皆さんの目で確かめてみてください。
ちなみに今日1日だけで半分くらいの木が折られました(全ギレ)。


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