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スタッフ日記

2019年 4月 22日
「カンガルーの誕生日」

こんにちは、カンガルー担当です。

今回は、カンガルーの誕生日のお話をしたいと思います!

動物園のカンガルーの誕生日は

実際に生まれた日ではない、ということを

皆様はご存知ですか?


それには2つの理由があるんです。

1つ目は「赤ちゃんがとても小さいから」です。

生まれたての赤ちゃんは

1円玉と同じぐらいの大きさなので

母親は妊娠してもおなかが大きくなりません。

そのため外見からは特定が難しいんです。


2つ目は「赤ちゃんが袋の中で育つから」です。

赤ちゃんは総排泄腔という

おしりのほうにある器官から生まれて、

そのあと数分で母親の袋(育児嚢=いくじのう)に

入ってしまうため見つけることが難しいんです。


袋から赤ちゃんが顔を出すのは生後5か月頃で、

この時はじめてしっかりと赤ちゃんを確認できるわけなんです。


この2つの理由から当園では

赤ちゃんが母親の袋から顔を出したのを初めて確認した日を

誕生日としているのです。


判断方法は動物園によって異なりますが

袋から全身が出た日を誕生日にしている動物園もありますよ!


当園のカンガルーは1月~6月生まればかりです。


前回のカンガルーのブログの最後に登場した

カンガルー図鑑には

全頭の名前と誕生日が記載されています。


誕生日には担当がこっそりお祝いしています。

↑はプレゼントのカンガルー型のニンジンです。

みんな喜んで食べてくれるので

担当もいつも嬉しくなります(^^)


その際に撮った写真も

カンガルー図鑑に載っていますので

見てみてくださいね!


皆様と同じ誕生日のカンガルーも

いるかもしれませんよ~!


↑ニンジンを食べるハチ(♂)

↑ご満悦のリンタロウ(♂)

↑4月23日が誕生日のリマ(♀)


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