スタッフ日記

2013年 6月 30日
「キリン飼育日誌　vol.4　～キリンは反すう動物～」

皆さんこんにちは！(^o^)／梅雨時期でジメジメして蒸し暑いですね～
湿気がひどいせいか、キリンのエサの乾草にカビが生えていてビックリしました！！！(゜o゜)

それは、ごっそり捨てましたけどね！(^^ゞ

さて、前回は食べたものがのどを通っていく映像を載せましたが、見て頂けましたか？
今回はその逆の映像を撮ることができました！

逆って何？と思いますよね？（＾－＾）
逆というのは、食べたものが胃から口へ上がっていくことです。

キリンは反芻動物なので、「反すう」をします。
反すうとは・・・簡単にいうと、食べたものを口へ戻して、唾液と混ぜてよく噛んで、更に細かくし、また飲みこむことを繰り返すことです。

Q.なぜ反すうをするのか？

実はキリンの胃は4つあり、第1胃、2胃には微生物がすんでいます。その微生物が食べた草の繊維質を分解し、消化を助けてくれます。
反すうをすることで、消化しやすく、食べたものからより沢山の栄養を吸収する働きがあるのです！

キリンを見ていて、エサを食べているわけではないのに口をモグモグ動かしていたら「反すう」をしていますよ！(^o^)／

キリン以外にもウシ、ヤギ、ヒツジ、シカ、バイソンなども反すうをするので、ぜひ観察してみてくださいね！

追伸:映像の画質が荒いため、食べた物が口に戻っていくところが見えにくいかもしれません。
よ～く目をこらしてご覧ください！m(__)m

キリンの反すう