スタッフ日記
2012年
12月
20日
「加藤飼育員とトラの仔奮闘記 ミーは今…編」
「加藤飼育員とトラの仔奮闘記 ミーは今…編」
数日前が暖かかったせいか寒さが一段とこたえる今日この頃
私自身トラの仔ばかりにスポットを当ててきましたが、母親のミーの様子はどうなの??と気になる方もいますよね
なので、今日はミーの報告をしましょう♪
仔たちと離されたミーは始めは我が子を捜す動きがありました
あれだけ子育てに熱心でしたから当然の行動だと思います
表現が正しいかは分かりませんが「淋しさ」はやがて仔を取り上げた飼育員へ「あたる」行動へと変化をしていき最近では扉や柵越しに飛びかかられることもしょっちゅうです(汗)
その「淋しさ」の行動は実はビクトルが死んだ後から出ていました
その時はいなくなったビクトルを呼ぶように鳴き声をよくあげているだけでした
さらに今回のことで飼育員に対して「不信感」を抱くようになりました。あれから2か月以上が経ちますがミーの気持ちが冷める事はなく、お客さんに向かってまで警戒するようになりました
それだけでも我が子を引き離されて淋しかったことがわかりますね…
だからといってトラの仔を母親ミーに戻せるものではありません
ミーの今の気持ちとしたら「母親」よりも「メス」になっています。それは自然の摂理でもあるからです
今のミーの「イライラ」した気持ちを落ち着かせるなら新しいオスとペアになるのが1番の方法だと思います
そうだ、オストラが浜松に来るように皆で願いましょう(^^)/
どうか予算が付きますように…(リアルすぎ!!)