スタッフ日記
2009年
11月
12日
「フランソワルトンの赤ちゃんが生まれました。」
「フランソワルトンの赤ちゃんが生まれました。」
フランソワルトンの赤ちゃんが10月11日に生まれました。
こちらがお父さんとお母さん。真っ黒い体に白い毛のアクセント。きょろっとした目が印象的なサルです。赤ちゃんがどこにいるか分かりますか?
右側のお母さんがしっかりと抱きしめている、オレンジ色の頭が赤ちゃんです。驚いたことに、お父さんお母さんとは全く違う色なのです。
きょろっとした目は親譲り。とてもかわいらしいですね。
フランソワルトンは、中国南部からベトナム北部の森で暮らしているサル。草食です。一般的に、草食のサルたちは、家族や夫婦の仲が良く、このようにぴったりと寄り添って仲良く暮らしています。
このお母さんサルは動物園生まれのため、子育てがきちんとできるか心配されました。ふたを開けてみれば、いつでもしっかりと抱きしめていて赤ちゃんをとても大事にしており、飼育員もほっとしました。ときどき授乳している様子も観察されます。お父さんサルも、以前は少し威張っているところがありましたが、赤ちゃんが生まれてからは赤ちゃんとお母さんを守ろうとしたり、エサを仲良く分けたりと、変化が見られます。
仲良しのフランソワルトンの親子に、ぜひ会いにきてください。