NPO法人 浜松市動物園協会 NPO法人 浜松市動物園協会
NPO法人 浜松市動物園協会
  • English
  • Português
  • 简体中文
  • 繁体中文

スタッフ日記

2018年 11月 10日
「いろ鳥どり日誌 第23羽 ~タイハクオウム、ハクの散歩~」

皆さん、こんにちは!(^^)/

今回は、フライングケージに暮らす、タイハクオウムのハクのお話です♪

ハクは1983年生まれの35歳、オス、性格は臆病で、人が近づくと冠羽(頭の羽)を立てて威嚇したり、距離を保とうと離れてしまいます。


今までは、ハクだけのケージにいましたが、今はフライングケージ内を散歩したり、日向ぼっこして休んだり、自由に過ごしています。(^^)/



きっかけは先月半ば、止まり木を交換した時、しっかりと鍵を閉めていなかったために、翌朝、掃除に入ると、ハクがケージ内にいません!

探してみると、気持ちよさそうに上の方で日光浴しながら羽繕いをしたり、いろんなところを歩いて移動しているのを発見!

その姿を見た時、ハクがいきいきと楽しそうにしている様子が分かりました。(^-^)

狭いケージに戻すのは少し忍びなく思い、ケージに戻すのではなく、試しにルリコンゴウインコ(雑種)の隣のスペースにおいてみることにしました。




2日間はおとなしくしてくれていたのですが、慣れてきたのか、また、フライングケージの上の方へ・・・。

ハクは飛んで下りることはできても、飛び上がることはできません。
そのため、エサを食べに戻ってこれるように、はしごを作り、台にかけておくと、ちゃんと帰ってきて食べていました(笑)

その後は毎日、フライングケージ内を散歩して、日に日に行動範囲を広げています。

しかし、時々枝をかじって、木を剪定しているハク。
私たちの手が届かない、上の枝を切ってくれるのはいいのですが、沢山木をかじってしまうのは困りもの。

あまりに木をかじってしまう場合や他の鳥とトラブルになるようならば、やむおえず、元のケージに戻すかもしれません。

とりあえず今のところは、他の鳥とのトラブルはなく、むしろハクは移動している時、我がもの顔で他の鳥を威嚇している様子!人に対してはビビりなのに(笑)

エサを食べにくる以外、ほとんど新しいお家にはいないので、ぜひ、フライングケージ内を自由に散歩しているハクを見つけてみて下さいね♪


浜松市動物園サポーター募集

NPO法人 浜松市動物園協会