スタッフ日記
2010年
4月
13日
「はじめましてのごあいさつ」
「はじめましてのごあいさつ」
産まれたときの体重はわずか1g。一円玉と同じくらいです。そんな小さなクロカンガルーの赤ちゃんたちが、お母さんの袋の中ですくすくと成長し、ようやく外の世界へデビューしました。
カンガルーの子供は、5ヶ月くらいで袋から顔を出し始めます。そして8ヶ月くらいになると袋から出入りして自分で歩いたり、ジャンプしたりします。
では、今回子育てを頑張っているミキちゃんママについてご紹介しましょう。
ミキちゃんは小さい頃お母さんから放棄され、飼育員に育てられました。そして今回、そのミキちゃんが出産。それは私たちにとって嬉しいことでしたが、不安もありました。過去に一度、ミキちゃん自身がせっかく産んだ赤ちゃんを育児放棄してしまったことがあるからです。今回無事に子育てしてくれるのかどうか・・・。しかし今、ミキちゃんは頑張って子育てしています。先日、赤ちゃんが袋の外へ出たものの、再び入ることができないというハプニングがあり、その時は飼育員が少しお手伝いをしましたが、その後は赤ちゃんが自分で袋の中に出入りしています。これからは赤ちゃんの成長はもちろん、ミキちゃんママの成長にも期待しています。
↑ミキちゃんの子供
↑ミキちゃん親子
ミキちゃんの赤ちゃん以外にも他4頭の赤ちゃんも確認しています。お腹の袋が大きく垂れ下がったお母さんカンガルー、そして袋から顔だけ出したり、外へ出てピョンピョン跳ねたりする可愛い赤ちゃんの姿がちょうど今たっぷりご覧いただけます。お見逃しのないよう、ぜひクロカンガルー親子に会いに来てくださいね!!