スタッフ日記

2009年 4月 23日
「ホッキョクグマ、恋の季節」

浜松市動物園には、2頭のホッキョクグマがいます。

(左)オスのジェイソン　　(右)メスのバフィン
ジェイソンの方が体が大きく、バフィンの方が小柄です。
今度、動物園に来たときには、それぞれに名前を呼んでみて下さいね！

体が大きい方が、オスのジェイソン。性格は素直で、お部屋に入ってほしい時には、すぐ来てくれます。体が小さい方は、メスのバフィン。ちょっと神経質で、夕方お部屋に入ってくれず、そのまま外で眠（ねむ）り、「朝帰り」なんてこともあったりします。

この2頭は、仲良しの夫婦で、今年も恋をしている様子がありました。…ということは、赤ちゃんグマが産まれるかもしれないんです！

ホッキョクグマの恋の季節は、通常4月か5月です。しかし、今年のジェイソンとバフィンにその季節がやってきたのは、少し早い3月。

ただ、ホッキョクグマの妊娠(にんしん)期間は6ヶ月から9ヵ月くらいと一定していないので、出産時期も11月から1月と幅(はば)があり、バフィンの出産が10月ごろになるのか、それより先になるのかはわかりません。

　バフィンは今までに４回も出産している、たくましいお母さんです。しかし、今まで生まれた4頭は残念ながら育ってはいません。今年も、もしかしたら赤ちゃんが産まれるかもしれず、動物園スタッフは、今からドキドキ、楽しみにしています。みなさんも、ジェイソンとバフィンを温かく見守ってくださいね。